BOSSの設計・工事監理

当社では下記の方針に基づき設計・工事監理に取り組んでおります
調査、設計、監理を同じ技術者[プロジェクトチーム]で対応します。
設計監理業務において一定の品質を保つことを目的としチーム体制にて対応しております。
一人の技術者の能力で仕事を行わず、チーム内の能力を結集し相乗効果を発揮することにより、質の高い業務を管理組合にご提供いたします。
チームには責任者を専任し、一定の品質供給ができるよう統括します。
管理組合の特質や関連する区分所有法・管理規約等を理解し業務対応を行います。
法令や規約を遵守し、客観的データ及び判断材料の供給と組合員の合意形成に必要なコンサルティングを行います。
業務対応は、『居住者にわかりやすく』を心掛けます。
管理組合の理事会や専門委員会では、建築に不慣れな方も多いため、理解しやすい資料の提示や会議進行に努めます。
さらに会議資料は他事例やスケッチ、写真等を活用し、ビジュアル的な構築を加味するよう心掛けております。
改修設計は『生涯修繕費用』を考慮したご提案をいたします。
改修工事に使用する費用は、「効率よく効果的な使い方」に重点を置きますが、長期的に建物を維持するために必要な生涯修繕費用の観点からも、対費用効果の検討を行う事が最善と考えます。
1回毎の工事内容、工法、予算だけの問題だけでなく、「長期修繕計画」と連携させた検討を行います。
改修設計は『人が所有し住まう』ことを念頭に、管理組合と共に設計を進めます。
分譲マンションは区分所有者がそれぞれの価値観をもっています。 その中で共同意識を保持し、幼児、妊婦、障害者、高齢者などを含めた幅の広い人間構成に対応できる生活環境作り(ユニバーサルデザイン)を管理組合と共に考えていきます。
組合員の『理解と関心を高める活動』をコンサルティングします。
集合住宅における大規模改修工事の計画立案・承認・実施を円滑に進めるには、組合員の理解を得ることが最も需要となります。
管理組合運営コンサルティングでは、効果的な広報活動のアドバイスや説明会の開催などを積極的にサポートいたします。
設計や予算検討に必要な意見収集や文書でカバーしきれない詳細部分は適宜説明会を行い、情報の公開に努め、組合員の合意形成を図ります。              
良質な工事完成品をお渡しするために、良い工事環境づくりを推進します。
良質な工事を適正金額で発注し、受けとることは消費者として誰もが希望することです。
しかし"標準的な工事金額"とそれに見合う"標準的な品質"については理解が難しい部分であると思われます。
これは専門家であっても難しいことであり、客観的な分析能力と情報力は、設計事務所のスキルやノウハウにより、大きく差が出るところと言えます。
工事は工業製品とは違い、人間の手作業に委ねる所が多いため、下請け構造が多重化した建設業界では、職人に支払われる金額によって品質が変わることさえあります。
そのような中で、当社は管理組合が適切な施工会社を選び、適正な工事金額で安心して発注できるような環境づくりとコンサルティングを行います。
また改修工事は住みながらの工事であるため、良い工事を行うには管理組合と居住者の協力は不可欠です。 事前のリスク回避が工事期間中の品質、安全、工程管理に大きく影響しますので、当社では事前準備に対するコンサルティングには特に重点を置いております。